産科・妊婦健診
- Q妊娠がわかったら、いつ受診すればよいですか?
- Q妊娠が確認された後、妊婦健診はどのように進みますか?
- Q妊婦健診はどのくらいの間隔で受けますか?
- Q妊娠中の超音波検査では何を見ていますか?
- Q広尾 峰岸産婦人科で出産することはできますか?
- Q里帰り出産を予定しておりますが、それまで妊婦健診を受けられますか?
出生前診断・NIPT・胎児超音波検査
- Q新型出生前遺伝学的検査(NIPT)は妊娠何週から受けられますか?
- QNIPTでは何がわかりますか?
- QNIPTが陰性なら、胎児超音波検査は必要ありませんか?
- QNIPTで陽性になった場合はどうなりますか
- QNIPTプラスとはどのような検査ですか?
- Q初期精密超音波検査はいつ受けられ、何がわかりますか?
- QNTとは何ですか?厚いと言われたらどうすればよいですか?
- Q中期・後期胎児超音波検査も必要ですか?
- Q出生前診断ですべての先天性疾患がわかりますか?
- Q羊水検査はどのような場合に受けますか?
婦人科
- Q生理が遅れています。どのくらい遅れたら受診した方がよいですか?
- Q生理の量が多い、生理痛が強い場合は受診した方がよいですか?
- Q子宮内膜症にはどのような症状がありますか?
- Qおりものの色や量、においが気になります。受診した方がよいですか?
- Qピルを処方してもらえますか?
- Q緊急避妊薬(アフターピル)は処方してもらえますか?
- Qブライダルチェック・レディースチェックではどのような検査をしますか?
- Q不妊治療を行っていますか?
産科・妊婦健診
- Q妊娠がわかったら、いつ受診すればよいですか?
- A市販の妊娠検査薬で陽性となった場合は、妊娠5〜6週頃を目安に受診してください。
超音波検査で子宮内に胎嚢があることを確認し、妊娠週数が進むと胎児の心拍を確認します。
月経周期が不規則な方や、最終月経から妊娠週数がわからない場合もご相談ください。
腹痛や出血がある場合には、妊娠週数にかかわらず早めの受診をおすすめします。 - Q妊娠が確認された後、妊婦健診はどのように進みますか?
- A妊娠初期に妊娠週数や予定日を確認し、その後は妊娠週数に応じて定期的に妊婦健診を行います。
妊婦健診では、血圧・体重・尿検査などのほか、超音波検査や妊娠週数に応じた血液検査などを行い、妊婦さんの健康状態と赤ちゃんの発育を確認します。
当院は分娩施設ではありませんので、妊婦健診を行いながら、ご希望や妊娠経過に応じて分娩施設をご紹介します。
なお、当院は産科セミオープンシステムによって、山王病院や日本赤十字社医療センター、愛育病院などと提携しています。くわしくは医師にご確認ください。 - Q妊婦健診はどのくらいの間隔で受けますか?
- A妊婦健診の間隔は妊娠週数によって異なります。
一般的には、妊娠初期から23週頃までは約4週間ごと、24〜35週頃は約2週間ごと、36週以降は約1週間ごとが目安です。
ただし、妊娠経過や検査結果によって受診の間隔が変わることがあります。
当院での健診から分娩施設での健診へ移る時期についても、分娩予定施設や妊娠経過に応じてご案内します。 - Q妊娠中の超音波検査では何を見ていますか?
- A妊娠中の超音波検査では、赤ちゃんの発育や心拍、胎位、羊水量、胎盤の位置などを妊娠週数に応じて確認します。
一方、胎児の身体や臓器の形態を詳しく調べる「初期精密超音波検査」や「中期・後期胎児超音波検査」は、通常の妊婦健診で行う超音波検査とは目的や観察内容が異なります。
胎児の形態について詳しい評価をご希望の場合には、出生前診断・胎児超音波検査についてご相談ください。 - Q広尾 峰岸産婦人科で出産はできますか?
- A当院では分娩は行っていませんが、妊娠中の妊婦健診を受けていただくことができます。
分娩については、ご希望の分娩施設や妊娠経過などを確認しながら、適切な時期に分娩施設へご紹介します。
妊娠中に専門的な検査や治療が必要と判断された場合には、妊娠週数や赤ちゃん・妊婦さんの状態に応じて、適切な高次医療機関へご紹介します。 - Q里帰り出産を予定しておりますが、それまで妊婦健診を受けられますか?
- Aはい。里帰り出産を予定されている方も、里帰りされるまで当院で妊婦健診を受けていただくことができます。
里帰り先の分娩施設が決まりましたら、受診時期などをご確認いただき、必要な時期に診療情報提供書を作成します。
分娩施設によって受診時期や予約方法が異なりますので、早めに分娩予定施設へご確認ください。
出生前診断・NIPT・胎児超音波検査
- Q新型出生前遺伝学的検査(NIPT)は妊娠何週から受けられますか?
- A当院では、NIPTは妊娠9週以降に受けることができます。
NIPTは、妊婦さんの血液中に含まれる胎盤由来のDNA(cfDNA)を調べ、主に21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーの可能性を調べるスクリーニング検査です。
検査を受ける時期については、妊娠週数や超音波所見などを確認したうえでご相談します。
NIPTを受けられる時期について詳しくはこちら - QNIPTでは何がわかりますか?
- A当院で行っている認証NIPTでは、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーの可能性を調べます。
NIPTは、これらの染色体疾患について精度の高いスクリーニング検査ですが、確定診断ではありません。
また、すべての染色体疾患や遺伝性疾患、胎児の形態的異常がわかる検査ではありません。
そのため、NIPTの結果だけで赤ちゃんのすべての状態を判断することはできません。
NIPTでわかること・わからないことについて詳しくはこちら - QNIPTが陰性なら、胎児超音波検査は必要ありませんか?
- ANIPTが陰性であっても、胎児超音波検査にはNIPTとは異なる重要な役割があります。
NIPTは主に21・18・13トリソミーの可能性を調べる検査ですが、胎児超音波検査では、赤ちゃんの身体や臓器の形態、発育などを観察します。
先天性疾患には染色体疾患以外にもさまざまなものがあるため、NIPTと胎児超音波検査は、どちらか一方で代用できるものではありません。
NIPTと胎児超音波検査の違いについて詳しくはこちら - QNIPTで陽性になった場合はどうなりますか?
- ANIPTで陽性となった場合でも、それだけで赤ちゃんに染色体疾患があると確定するわけではありません。
NIPTはスクリーニング検査のため、陽性となった場合には遺伝カウンセリングを行い、検査結果や超音波所見について詳しくご説明したうえで、原則として羊水検査による確定診断を検討します。
検査結果だけで結論を急がず、その結果が何を意味するのかを十分に理解したうえで、その後の方針を考えることが大切です。 - QNIPTプラスとはどのような検査ですか?
- A当院のNIPTプラスは、NIPTと初期精密超音波検査を組み合わせて行う検査です。
NIPTでは主に21・18・13トリソミーの可能性を調べ、初期精密超音波検査では、NT(胎児頸部浮腫)や赤ちゃんの身体・臓器の形態などを詳しく観察します。
染色体疾患のスクリーニングと胎児の形態評価という、それぞれ目的の異なる検査を組み合わせて赤ちゃんを評価します。 - Q初期精密超音波検査はいつ受けられ、何がわかりますか?
- A初期精密超音波検査は、主に妊娠11〜14週頃に行い、赤ちゃんの身体や臓器の形態、NT、発育などを詳しく観察します。
妊娠初期でも確認できる形態的異常がありますが、この時期の検査だけですべての異常がわかるわけではありません。
妊娠が進んでから明らかになる異常もあるため、中期・後期の胎児超音波検査も重要です。 - QNTとは何ですか?厚いと言われたらどうすればよいですか?
- ANT(nuchal translucency)は、妊娠初期に超音波検査で確認される、赤ちゃんの首の後ろの皮下にみられる液体貯留像です。
NTが厚い場合には、染色体疾患や心臓などの形態的異常との関連がみられることがありますが、NTが厚いことだけで病気と診断されるわけではありません。
妊娠週数、NTの程度、その他の超音波所見などを総合的に評価し、必要に応じて遺伝学的検査や、その後の胎児超音波検査についてご相談します。
NTが厚いと言われた場合について詳しくはこちら - Q中期・後期胎児超音波検査も必要ですか?
- A妊娠初期の検査で異常がなくても、中期・後期の胎児超音波検査には重要な役割があります。
胎児の身体や臓器は妊娠とともに発育するため、妊娠初期には確認できず、妊娠が進んでから明らかになる形態的異常があります。
当院では妊娠週数に応じて胎児の発育や形態を評価し、必要な場合には適切な医療機関へのご紹介を行います。
国際的なガイドラインでも、染色体スクリーニングの方法にかかわらず妊娠中期の胎児形態評価が推奨されています。 - Q出生前診断ですべての先天性疾患がわかりますか?
- Aいいえ。現在の出生前診断ですべての先天性疾患を見つけることはできません。
先天性疾患には、染色体疾患、単一遺伝子疾患、多因子疾患、形態的異常などさまざまなものがあります。
また、妊娠初期にはわからず、胎児の成長に伴って明らかになる病気もあります。
そのため、一つの検査だけですべてを調べるのではなく、それぞれの検査で「わかること・わからないこと」を理解することが重要です。
NIPTもすべての染色体疾患を対象とする検査ではありません。 - Q羊水検査はどのような場合に受けますか?
- A羊水検査は、胎児の染色体疾患などについて詳しく調べるための確定的検査です。
NIPTで陽性となった場合の確定診断や、胎児超音波検査で形態的異常が認められ、詳しい遺伝学的検査が必要と考えられる場合などに検討します。
当院では主に妊娠16週頃から行っています。羊水検査には流産などのリスクがあるため、検査の必要性や、検査でわかること・わからないことについて十分にご説明したうえで実施します。
出生前診断を受ける時期と検査の選び方について詳しくはこちら
婦人科
- Q生理が遅れています。どのくらい遅れたら受診した方がよいですか?
- A月経が予定より遅れている場合、まず妊娠の可能性がないか確認することが大切です。
妊娠の可能性がなくても、ストレス、体重の変化、過度な運動、ホルモンバランスの変化などによって月経が遅れることがあります。
月経が長期間来ない場合や、月経不順を繰り返す場合には、排卵障害などが隠れていることもありますのでご相談ください。 - Q生理の量が多い、生理痛が強い場合は受診した方がよいですか?
- A月経量が多い、強い月経痛がある、以前より症状が強くなってきた場合には、婦人科の受診をおすすめします。
子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などが原因となっていることがあり、月経量が多い場合には鉄欠乏性貧血を伴うこともあります。
症状や超音波検査などから原因を調べ、必要に応じて治療をご相談します。 - Q子宮内膜症にはどのような症状がありますか?
- A子宮内膜症では、強い月経痛のほか、下腹部痛、腰痛、性交痛、排便時の痛みなどがみられることがあります。
卵巣に子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)ができたり、周囲の組織と癒着したりすることがあり、不妊の原因となることもあります。
以前より月経痛が強くなった、鎮痛薬が効きにくくなったなどの変化がある場合にはご相談ください。 - Qおりものの色や量、においが気になります。受診した方がよいですか?
- Aおりものの色・量・においが普段と違う状態が続く場合や、かゆみ、痛み、不正出血などを伴う場合には受診をおすすめします。
カンジダ腟炎、細菌性腟症、性感染症などさまざまな原因が考えられます。
おりものの状態だけで原因を判断することは難しいため、必要に応じて診察や検査を行います。 - Qピルを処方してもらえますか?
- Aはい。当院では、避妊や月経に関する症状などについてご相談のうえ、低用量ピルなどを処方しています。
低用量ピルは避妊だけでなく、月経困難症、過多月経、月経不順、月経前の症状などの改善を目的として使用することがあります。
血栓症など注意が必要な副作用や、使用できない場合もありますので、既往歴や現在の健康状態などを確認したうえで処方します。 - Q緊急避妊薬(アフターピル)は処方してもらえますか?
- Aはい。当院では緊急避妊薬(アフターピル)のご相談・処方を行っています。
避妊をしなかった場合や避妊に失敗した場合などに、妊娠の可能性を低下させるために使用します。レボノルゲストレルによる緊急避妊は、性交後72時間以内に、できるだけ早く服用することが重要です。
緊急避妊は100%妊娠を防げるものではありませんので、その後の月経や妊娠の確認についてもご説明します。 - Qブライダルチェック・レディースチェックではどのような検査をしますか?
- Aブライダルチェック・レディースチェックでは、ご希望や年齢などに応じて、子宮・卵巣の超音波検査、子宮頸がん検査、感染症検査などを行います。
結婚の予定の有無にかかわらず、将来の妊娠を考えてご自身の身体の状態を確認したい方や、婦人科疾患について一度検査を受けておきたい方にも受けていただけます。
検査内容については、ご希望に応じてご相談ください。 - Q不妊治療を行っていますか?
- Aはい。当院では、基礎体温や超音波検査による排卵の確認、タイミング指導などの一般的な不妊治療を行っています。
妊娠を希望しているもののなかなか妊娠しない場合や、月経不順・排卵について心配がある場合にはご相談ください。
体外受精・顕微授精などの生殖補助医療は当院では行っていません。より専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な生殖医療施設をご紹介します。
一般に不妊症は避妊せず1年間妊娠しない場合と定義されますが、年齢や排卵障害などによっては1年を待たずに検査・治療を始めることがあります。